歴史

FARUTAについて

FARUTAは、日本の着物のアイデンティティを維持しながら、現代のスタイリングを表現しています。厳選されたヴィンテージとアンティークの着物は、着物専門のクリーニング店で慎重に取り扱われています。

長い着物の裾を既存の長さよりも短く調整し、衿を折り返えす事により(棒襟にして)上着として着やすくしました。また、洋服にはない着物特有の「ふき」(擦れることの多い袖口や裾の着物の生地を保護するために考案されたもの)を残し、着物ならでわの良さを感じていただけるようにしています。当社の和裁は、経験豊富な職人によって一点一点手縫いで仕上げられており、品質にこだわっています。


さらに、縫製後に余った生地を再利用し、着物を安全に持ち運んだり保管したりするのに最適なバッグを提供しています。旅行や保管の際ご活用頂ければ幸いです。

興味から目的へ

創業者ストーリー

FARUTAのビジョナリーは、日本とベラルーシの両親を持つグラフィックデザイナーです。彼女はベラルーシで生まれ、東京で育ち、その後、ニューヨークで15年以上過ごし、世界中を2年間旅した後、現在の拠点をロンドンに移しました。彼女の広範な旅行経験と多様な文化的背景は、伝統的な日本の着物が海外でファッションとして現代の社会に取り入れられる新たな方法を発想するきっかけとなります。


彼女は、海外の人々にとって和装はあまりにもハードルが高いと感じ、着物の雰囲気を気軽に体験できる方法を模索しました。そして、独自の視点から、着物を洋服の上に羽織るというアイデアにたどり着きます。裾を短くし、裾のふきを残し、襟を棒襟にする事により、日本の着物の風合いを保ちつつ、モダンなスタイルとして多くの人々に受け入れてもらえるのではないかと、FARUTAを設立しました。